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英語にも古文があるのですか?

Q:英語にも古文があるのですか?文法や単語が変わったりするのですか?また、英語圏の人は英古文を学んだりするのですか?自国の古文を習うのは日本だけですか?

A:もちろん英語にも古文はありますし、どの国でも自国の古文を学習しています。時が経てば文法や単語が変わったりするものです。中にはアイスランド語のように、古い形を残し続ける努力をしているものもあります。

言語が時間経過とともに変化するのには様々な要因がありますが、英語にとって一番大きな変化は、高校の世界史の教科書にも出ている1066年の出来事、つまりノルマン人がイギリスを征服したことにより、フランス語が大量に英語の中に入ってきました。また、英語史上、英語に大きな影響を与えた書物としては、シェイクスピア(1564-1616)の作品と、1611年出版の英訳聖書が代表格です。

英語にも古典作品はたくさんありますが、英語圏での「国語」の授業ではこのような古典作品に触れることの他に、ラテン語やギリシャ語が扱われることが多いようです。なぜならラテン語やギリシャ語の単語は英語にも大きな影響を与えているからです。単語の語源に関心を向けると、かなり多くの単語がラテン語やギリシャ語と関連があります。日本でも知識層の人々が古典に造詣が深いのと同じで、英語圏では知識層はラテン語やギリシャ語に由来する語彙を多様するものです。

我々は英語学習者ですが、かなり努力したとしてもネイティブスピーカーになかなか追いつけないのは、こういった古典に対する理解度、関心度が原因だと言えます。英語圏で「国語教育」を受けた人々なら誰でも知っているという作品がいくつか必ずあるはずですし。

同じことは日本語を学習する外国人にも当てはまります。日本での「国語教育」を受けた人の多くが「山月記」「舞姫」「坊っちゃん」といった作品にどこかで触れているわけですが、日本語を外国語として学ぶ人たちはこういった作品に触れることが少ないため、なかなか我々の国語力に追いつくことができないわけです。逆に言えば我々がきちんと古典を身につけないと、日本語を外国語として学ぶ人々にも追い抜かれてしまうかもしれない、というわけです。
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