スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本語検定について

Q:日本語検定1級の問題はどのような問題なんですか?日本語検定を僕らが受けても意味ありますか。

A:日本語力を測る試験はいろいろありますが、一般的には日本に留学生としてやってくる人たちが受験する「日本語能力試験」を指すことが多いですね。

日本語能力検定試験についてはWikipediaの記事がよくまとまっています。公式サイトはこちらです。

この試験は2010年から新しい内容に変更となるようです。PDF版のガイドブックがこちらにありました。73ページほどありますので少々読むのに時間がかかりますが、コミュニケーション能力を測定することがどういうことなのか、分かりやすくまとめられています。出題方法や問題形式は全く異なりますが、皆さんがTOEICなどを受験する際にもきっと役に立つことでしょうから、是非とも一読をお勧めします。日本語の試験問題のサンプルを使いながら日本語で説明していますから、TOEICなどの解説書で書かれていることよりも余程理解しやすいのではないでしょうか。試験問題を解く力と、実際のコミュニケーションとがどのように異なるかも知っておく必要がありますね。加えて、日本語でこのレベルの問題が解けるのであれば、このレベルの能力がある、というのは日本語母語話者の皆さんであれば容易に想像がつくことでしょうから、同一のレベルの外国語能力をつけるにはどうしたら良いかというような観点から、皆さんの目標設定にも役に立つのではないでしょうか。

この新試験で一番難しいレベルはN1というレベルですが、これは「現行試験の1級よりやや高めのレベルまで測れるようになります。」と書かれています。現行試験の1級のレベルは「高度の文法・漢字(2,000字程度)・語彙(10,000語程度)を習得。社会生活をする上で必要な、総合的な日本語能力。900時間程度学習したレベル。」とのことですから、少なくとも日本人が受けるような試験ではないような気がしますね。でも漢字問題や語彙問題は結構難しいかもしれませんよ。テストの答案で皆さんが和訳で書く日本語などを見ていると、ひょっとすると留学生の方が日本語がうまいんじゃないか、なんて気になることもありますので(笑)

ガイドブックにも書かれていますが、この新試験からは「日本語能力試験Can-do リスト」が提供されるそうです。Can-doリストは約10年前から外国語教育の分野で注目度が徐々に高まっている考え方です。元々はヨーロッパで開発されたCommon European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment (CEFR) が発端となっているものですが、テストの点数ではなく、その言語で何ができるのかということを基準にしながら、言語能力の達成目標を決めることなどを目的としています。

さて、それでは具体的にこの一番上のレベル(N1)の試験問題サンプルを見てみましょう。こちらにあります。聞き取り問題のサンプル音声はこちらにあります。この音声だけを聴いてもなかなか面白いです。TOEICのリスニング問題も実際にはこんな内容なんだろうな、と想像することもできるかもしれません。ぼーっと聴いていると多分日本語母語話者であっても解けないでしょう。私もこの記事を書きながら聴いていましたが、答えが分かりませんでした(笑)読み上げ音声のスクリプトはこちらです。

これらのファイルはガイドブックも配布されているこちらのページに別の級のサンプル問題と一緒に公開されています。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

神谷 健一
KAMIYA, Kenichi
(kmyken1)

kmyken1

月別アーカイブ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
リンク
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。