スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人間の最初の言語

Q:人間が一番最初に話した言葉は何語ですか。

A:こちらの記事で超大陸時代の言語の話をブログに書きました。簡単に要約すると、もちろんこの時代には人類がいなかったので、人間言語は存在していない、また言語学的には古い時代の言語をたどることはできないという内容です。

しかし太古の昔から人間の知識欲はとどまるところを知らなかったようで、歴史上、多くの人が人類最古の民族についても知りたいと考えていたようです。

今回紹介する話は単なる昔話で、何の根拠もあるわけではありませんが、西洋史や言語学を学んだ人ならば「世界最古の言語はフリュギア語」という話をどこかで耳にしたことがあるのかもしれません。これは「歴史の父」として知られている古代ギリシャの歴史家、ヘロドトスの、その名もずばり「歴史」という書籍の中の巻2の2で書かれている話です。当該箇所はさほど長くありませんが、簡単に要約しますと以下のような内容です。

エジプト人たちは彼ら自身が歴史上最初の民族であると考えていた。しかしプサンメティコス王は人類最古の民族を知りたくなった。そこで生まれたての2人の赤ん坊を隔離してある羊飼いに育てさせ、人間の言葉を一切聞かせないよう命じた。2年後、この赤ん坊が最初に発したのが「パン」を表す「ベコス」というフリュギア語であり、エジプト人は自分たちよりもフリュギア人たちがもっと古い民族であることを認めることになった。

かなりめちゃくちゃな実験で、この赤ん坊たちがあまりにも気の毒です(笑)

ちなみにフリュギア語についてはこちらのWikipedia記事が参考になります。

私自身、実は歴史そのものにはさほど関心があったわけではなく、ヘロドトスの「歴史」もこの箇所しか読んだことがないのですが、Amazonでのレビュー記事によれば、大変面白い内容とのことです。時間ができたら他の部分も読んでみたいと考えていますが、いつになることやら。

今回の記事を書くにあたって、日本語訳をすぐに参照することができませんでしたので、当該箇所についてはProject Gutenbergのこの記事を参考にしました。一度全体を表示させてから、Bekos で検索するとすぐに見つけることができます。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

神谷 健一
KAMIYA, Kenichi
(kmyken1)

kmyken1

月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
検索フォーム
リンク
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。