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文法をちゃんと使うべきか?

Q:外国人の人と会話をする時、文法をちゃんと使って話さないと伝わらないんですか?

A:最初に私のこだわりから。「外国人」とはどういう人を指すのでしょうか。まさか「外国人」=「英語話者」というつもりじゃないでしょうね。

まあだいたいそういう発想で外国人という言葉を使う人が多いのは残念ですが、このことについては別の機会に改めてネチネチと(笑)また、ここでは「文法」というのも英文法という意味であると解釈した上で話を進めることにしましょう。

このブログの読者の皆さんの中には英文法の全体像が頭に入っているという人はどのぐらいいるでしょうか。学生の皆さんであれば、英語の授業で習った英文法でも、例えば完了形の使い方にどうも自信がないなんていう人がいるのかもしれません。

考え方はいろいろです。少々文法間違いをしても、相手に伝われば良いのだ、と。確かにそういう一面もあります。あるいは相手がじっくり話を聞いてくれる人であれば、ん?何か変だな、というように思いながらも、あなたの発言に耳を傾けてくれるかもしれません。

あるいは文法的に全くのデタラメであったとしても、あなたの発言を聞くことが相手にとって非常に大きな利益があるという状況なら、必死で聞き取って理解してくれるかもしれません。例えば英語しか話せない人があなたにトイレの場所を聞いていて、あなたがそれを英語で上手に説明できないというような場面を考えてみると良いかもしれません。仮に周囲に英語が話せる人が全く居なかったとしたら多分相手も必死です(笑)

その一方で、相手があなたの話を聞いてくれないということもあるでしょう。よく分からない英語を話す奴の言うことなんか、わざわざ苦労してまで聞いてやる必要はない、というような判断をされてしまうことだってあるでしょう。

正しい文法に従いながら外国語を話すのは疲れることです。しかし文法に従って話すと、相手が理解してくれる可能性が高まります。時には交渉がうまく行くなんてこともあるかもしれません。買い物で値切るのに成功するとか、タクシーでぼったくられなくて済むとか(笑)また、正しい文法に従って話すことで、教養のある人物と見てもらえる可能性も高まることでしょう。

一方で、ちょっと崩れた文法でないと認めてもらえないという世界もあるかもしれません。例えば、たどたどしい日本語を話す外国人タレントを日本のテレビ番組で見かけることがあります。この場合、ちょっと違和感があって聞き取りにくい日本語であったとしても、あえてそんな外国人を選んで出演させるということもあるでしょう。逆にこういう番組では全く違和感のない日本語を話す外国人は不要なんてことも十分考えられるかもしれません。

文法が嫌いという人も多いでしょうが、できるに超したことはないでしょう。でもいくら文法が嫌い、英語が嫌いと考えていても、いざ使わなければいけない状況に追い込まれたら、それはそれで何とかなったりするものです。もちろん何ともならないこともありますけど。でも文法なんてものは短時間で身に付くようなものではありません。ゆっくり少しずつ、皆さんにあった文法とのつき合い方で進めて行きましょう。

今回は話す場面だけを取り上げましたが、読む、書く、聞く場面においても、文法に従わないと何らかの不利益、場合によってな命に関わるというようなこともあるかもしれません。皆さんもこういう状況について、ちょっと考えてみて下さい。

ところで、文法と言っても様々な考え方があります。今回の記事ではどちらかと言えば「規範文法」を軸に話を進めましたが、これ以外にも「記述文法」と呼ばれる考え方があります。これらの違いについては機会を改めて紹介することにします。
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