英語で「1匹」「1羽」は何というのですか?
Q:和英辞典で見つからないのですが、「1匹」「1羽」って英語で何というのですか?
A:見つからなくて当然です。「匹」や「羽」にあたる言葉は英語にありませんから。
1匹だろうが1羽だろうが、a または one だけで済んでしまうのが英語です。1匹の犬は one dog または a dog です。
日本語の助数詞(数え方をあらわす言葉)が最近注目されているようですね。『数え方の辞典』という本が一時期よく売れていたらしいです。ものを数える時になんでも「1つ、2つ」「1個、2個」で済ませてしまう人も多いようですが、一度この本で日本語の豊かさを知ってもらいたいです。
我々が無意識に、あるいは意識的に使い分けるこれらの助数詞は日本語を学ぶ外国人には非常に難しく見えるようです。ものの種類によって「1個」「1台」「1基」「1棹」「1張」「1ケース」と区別することが必要なだけでなく、それらが漢語数詞(いち、に、さん…)につくか、和語数詞(ひと、ふた、み…)につくか、英語数詞(ワン、ツー、スリー)につくかも我々は区別しています。
「いっぽん」とは言っても「ひとほん」「ワンぼん」なんて言いません。
「ひとたば」とは言っても、「いちたば」「ワンたば」なんて言いません。
でも「いちパック」「ひとパック」「ワンパック」なら全部大丈夫です。
外国語上達のためには、母語をしっかり観察することが必要だと指摘する研究者もいます。皆さんは英語力を伸ばすことばかり考えていて、日本語をじっくり見つめる機会を忘れたりしていませんか?
A:見つからなくて当然です。「匹」や「羽」にあたる言葉は英語にありませんから。
1匹だろうが1羽だろうが、a または one だけで済んでしまうのが英語です。1匹の犬は one dog または a dog です。
日本語の助数詞(数え方をあらわす言葉)が最近注目されているようですね。『数え方の辞典』という本が一時期よく売れていたらしいです。ものを数える時になんでも「1つ、2つ」「1個、2個」で済ませてしまう人も多いようですが、一度この本で日本語の豊かさを知ってもらいたいです。
我々が無意識に、あるいは意識的に使い分けるこれらの助数詞は日本語を学ぶ外国人には非常に難しく見えるようです。ものの種類によって「1個」「1台」「1基」「1棹」「1張」「1ケース」と区別することが必要なだけでなく、それらが漢語数詞(いち、に、さん…)につくか、和語数詞(ひと、ふた、み…)につくか、英語数詞(ワン、ツー、スリー)につくかも我々は区別しています。
「いっぽん」とは言っても「ひとほん」「ワンぼん」なんて言いません。
「ひとたば」とは言っても、「いちたば」「ワンたば」なんて言いません。
でも「いちパック」「ひとパック」「ワンパック」なら全部大丈夫です。
外国語上達のためには、母語をしっかり観察することが必要だと指摘する研究者もいます。皆さんは英語力を伸ばすことばかり考えていて、日本語をじっくり見つめる機会を忘れたりしていませんか?
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