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日英で発想が異なる表現 Thanks in advance. について

Q:Thanks in advance. が「よろしく」という意味になるとのことですが、他にも日本語と英語で発想が異なる表現ってあるのですか?

A:たくさんあります。というよりも、日本語と英語は全く系統が異なる言語ですから、発想や表現が1対1で対応するということの方がまれです。その点、ヨーロッパ系の言語であれば系統が同じであるので、フランス語と英語、ドイツ語と英語など、発想が似ている割合は日本語と英語の場合と比べて、かなり大きいと言えます。(だからこそヨーロッパ人は英語を身につけやすいとも言えます。)

さて、英語と日本語の発想法の違いに関してですが、皆さんも無意識のうちにこういう発想法が異なる表現を覚えて使っているはずです。例えば
Good morning. → ○ おはよう × よい朝
なんてのがそうですね。

ちなみにこのGood morning. は、「よい朝をお過ごし下さい」という相手への願望が元の意味のようです。朝、友達や家族の顔を見たときに日本語で「よい朝をお過ごし下さい」というとかなり変な印象を与えることでしょう。日本語の「おはよう」は、「お早く○○ですね」が転じたものですから、やはり英語と発想が異なります。

英語でも日本語でも、単語ひとつひとつに文化的な意味が含まれています。単語の文化的意味というものは、一つ一つを覚えていくというようなものではなく、その言語が話される環境の中で次第に身に付いていくものだと思います。ですから我々が外国語をネイティブのように使えるようになる、というのは、この文化的な意味ということまで考えると、極めて困難であると言えます。

早期英語教育も盛んですが、日本で生活している以上、日本語の単語の文化的な意味は身についても、英語の文化的な意味はいくら早くから学習したとしても身につくものではありません。

私は「語学として学ぶ」外国語は中学校から始めても十分だと考えています。場合によってはもっと遅くてもよいかもしれません。大人になってからでも、必要性さえあれば十分語学は身に付きます。ただ「英語で遊ぶ」という意味であればいくら早くてもよいと考えますが、早く始めたから流暢になるということはあり得ないと考えます。とはいえ早くから外国語で遊ぶ習慣があれば、後にさらに興味を持つようになることはあり得ます。

また脱線しすぎたようです。最後に本を1冊紹介しておきます。自然に身につけるのは難しい、英語の文化的な意味について、最近面白い本が出ています。

単語の文化的意味―friendは「友だち」か

サブタイトルも衝撃的です。friend = 「友だち」と我々は覚えてきましたが、実は必ずしもそうとは言えない場合があるのです。英語のネイティブスピーカーは、小学校、中学校…と長い時間をかけてfriendという語の文化的な意味を知っていくのです。外国語として英語を学ぶ我々の限界を知るためにも、是非この本を読んでみてください。
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