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英語が速すぎて聞き取れません!

Q:英語のテープとかCDを聞いても何を言っているのかわかりません。ネイティブの英語を聞き取りやすいようにするためにはどのようなトレーニングをすればいいですか?

A:新聞広告等の英語のリスニング教材の宣伝などで時々見かける「ある日突然聞き取れるようになる」というのは本当のことです。私自身も本格的にリスニングに取り組み始めて3ヶ月くらいでしょうか、突然聞き取れるようになりました。でも、この瞬間が来るまでにはかなり密度の濃い学習を一定期間しなければなりませんでした。逆に言えば、誰でも一定期間、密度の濃い学習をすれば、英語ぐらい聞き取れるようになるということです。

さて「密度の濃い」なんていうと、もうそれで駄目という人もいることでしょう。英語が聞き取れないという人には2つのパターンが考えられます。

1.英語のリズムや音のつながりにも慣れていないので、中学校レベルの英文でも何を言っているのか分からない。
2.単語力が足りないから、聞いていて分からないところが多すぎる。

このどちらに当てはまるでしょうか?これらを別に考える必要があります。

英語を聞き取る力を養うために効果的な練習方法はいくつかあります。例えば「英文として読むならすぐ分かる」という程度の簡単な内容の音声教材で、文字を見ながら聞こえてくる英語と同じスピードで口を動かしてみるという練習はどうでしょうか。この練習を始めた直後は、文の最初の単語だけなら口が動くけど、あとがなかなか続かないと思います。聞こえてくる音声に集中しながら口を動かすわけですから、難しいのは当たり前。でもこの練習を続けていると、次第に同じスピードで口は動かせる状態になります。ここまでできるようになるだけでも、聞き取りの力としてはかなり伸びているはずです。

さて、上で述べた2にあたる場合ですが、これはリスニング以前の問題です。英文として読んだときに意味がわからないようなものを聞いてもわかるはずがありません。確かに映画を字幕なしで分かるようになりたい、とか有名人のインタビューを聞き取れるようになりたい、というような希望は分かります。でも、考えてみてください。英文として目で読むなら、それこそ後ろから戻って訳して読むなんてことが可能です。しかし聞こえてくる英語では、テープの巻き戻しは可能でも、後ろから順に、だとか前後の単語からの推測で、なんてことで理解できるはずはありません。時間的に間に合いませんから。

単語力、やっぱり必要ですね。でも、高校受験のような「綴りを覚える」単語学習は、リスニング能力を伸ばす上ではさほど重要ではありません。むしろ単語として見たときにすぐに意味がわかる、という状態を目指してください。読んで分かる語彙、受信語彙とでも言いましょうか。これを増やすことが重要なのです。

これからリスニングを本格的に勉強しようという方は、今の英語力より少し下のレベルのものから取り組まれてはどうでしょうか。大学生でも中学校の教科書に戻ったらいいのです。高校受験、大学受験で常に上を目指してきた皆さんの英語学習ですが、資格試験を別にすれば、もう受験を念頭に置いた学習に縛られる必要はありません。恥ずかしい、簡単すぎるなんて言っている場合ではありません。今こそ入門レベルや初級レベルに戻って、もう一度勉強しなおしてみませんか?

英語のジョークってどんなの?

Q:英語のジョークってどんなのがあるのですか?教えてください。

A:ここで紹介するには余白が足りません(?)日本語の説明付きで楽しめるサイトがあります。おすすめのサイトにリンクしておきます。

http://jokes.awajis.net/

http://homepage3.nifty.com/kazgoto/jjj.htm


「缶」は英語でcan?大文字?小文字?

Q:本文で「缶」という語がcanになっていますが、大文字にならないのですか?

A:もちろん小文字のままです。「缶」という意味のcanは普通名詞ですから、文頭以外では小文字で書きます。

ちなみに「缶」は外来語だということ、知っていましたか?元々はオランダ語のkanで、江戸時代に入ってきたようです。当時はブリキ製の容器を指していました。「缶」は後の当て字です。

ついでに、今述べたブリキというのは、同じくオランダ語のblikという語から来ていて、錫(すず)メッキをした薄い鉄板です。

もひとつ脱線しますと、今述べたメッキという語、カタカナで書いていますが
これは日本古来から伝わる語です。外来語でもないのに何でカタカナで書くのしょうか?よくわかりません。

まあ日本語のカタカナというのは外来語の表記以外にも、意味的にプラスアルファの働きを持たせることがありますから、「めっき」と書くより「メッキ」と書いた方が高級感がある、とでも考えた人が使い始めたのかもしれませんね。でもこのあたり、少し自信がありません。メッキの歴史に詳しい方からのコメントを期待します。

なぜ「複雑な」という意味のcomplexが「劣等感」になる?

Q:complexという語は「複雑な」という意味ですが、どこから「劣等感」っていう意味ができたのですか?

A:おそらく「劣等感」という意味で用いる inferiority complex の後ろだけを日本人が勝手に切り離して使って、そのまま「コンプレックス」というカタカナ語で定着してしまったのではないかと思います。つまり「劣等感」=「コンプレックス」は、一種の和製英語です。

もともと complex という語はスイスの心理学者ユングが専門用語として最初に用いたようです。手元のカタカナ語辞典によると、精神分析用語としての「コンプレックス」という語は大正時代から日本語で使われており、「複合観念、心の中のしこり、抑圧されて無意識のうちにひそむ感情」という意味でした。同様に上述の「インフェリオリティ・コンプレックス」も大正時代に日本語に入ってきたようで、精神分析用語で「劣等複合、劣等感コンプレックス、他人と比較して劣っていると感じる心理」を表したようです。

私は心理学は概論の入門の入り口(?)をかじった程度ですから、どういう背景で complex が心理学用語に入っていったかは分かりません。しかしこういうときは語源を見ると何かと参考になるものです。語源を知ることで、英語話者がそれぞれの単語をどのように捉えているかがよく分かりますし、ある一つの語が、ある状況を表す適語として専門用語に取り入れられることは珍しくありません。

complex は「他の物と一緒に折りたたまれた」という意味のラテン語の単語から英語に入ってきました。このような意味の単語ですから、パッと見たときに入り組んでいてわからない、というところから「複雑な」という意味が生まれ、後に「複合体、合成物」という用語にもなったわけです。あるいは現代では「総合施設、合同建造物」などの意味でも用いられます。確かに「いろんなものが一つにまとまっている」という意味がよく現れています。そしておそらく心理学でも同様に「異常な行動を引き起こす複合感情」というようなところから、inferiority complex という語が作られ、それを我々が勝手に後ろだけ採ってカタカナ語として使っているというわけです。

word processor が「ワープロ」になったように、昔の人がinferiority complex を「インコン」とでも省略してくれていたら、まだそれほど混乱は起こらなかったんですけど(笑)

eight や night の gh は何のためにある?

Q:eight や night の間にある gh は何のためにあるんですか?

A:この gh という部分は、今は発音されませんが、以前はちゃんと音がありました。それぞれ英語には古くからある語で(当たり前ですが…)西暦400年~1100年の間の英語(古英語といいます)では eahta、nihta という綴りでした。ついでながらeightという語は「タコ」を表す octopus と関係があります。語源的にはラテン語の「8」を表す okto という語の中にある k という音が、eight の gh と関連があると思ってください。

日本語でも古い単語の発音が時が経つにつれて変化するように、英語でも歴史上、大きな音の変化がありました。その中で、eahta や nihta の間の h の音は読まれなくなり、同様に語尾の a の音も同様に読まれなくなったため、綴りからは消えました。

1476年に印刷術が導入される以前は書写という方法でしか書き言葉は広まらなかったわけですが、当時は英語の綴り字はかなりバラバラでした。普段話されている英語の音を聞いて、写字生たちはそれにふさわしい綴りを好き勝手に書いていたようです。例えば「名前」を表す name は neim や naym と書かれました。

印刷術が導入されると、それまで以上に様々な文章が書き言葉として非常に多くの人の目に触れるようになるわけで、同じ単語を別々の綴りで書くことに抵抗が感じられるようになりました。英語の綴り字は印刷術が完成して100年のうちに、かなり統一的な綴りが使われるようになったそうです。しかしこの当時の綴りは、同様に話し言葉で使われる音をそのまま書いた綴りに近く、現在の綴りとは異なっていました。

ところが16世紀頃、教養のある人々の間で、単語の綴り字にはその歴史や語源を示すことが流行し、その時にできた綴りが現在のものになりました。eight や night という語では、この当時すでに間の gh は読まれない音でしたが、eahta や nihta (厳密には古英語の語形ではなく、ラテン語などの古典語での語形を尊重するという姿勢だと思われますが…)という綴りにある文字を取り入れようという動きになったわけです。また、その際に語源的には関係なくても、同じような綴りであれば揃えるべきだと考えられるようになりました。具体的には、tight という語は語源的に gh が入るはずはないのですが、 night にあるならこの語にも入れてしまえ、ということになったわけです。

現在の綴り字ができた背景には印刷術の発明があったわけです。

参考文献 英語 きのう・今日・あす デイヴィッド・クリスタル著 豊田昌倫 訳
ほか語源辞典等

英語にもなぞなぞはあるんですか?

Q:英語にもなぞなぞはたくさんあるんですか?

A:もちろんありますよ。なぞなぞは英語で riddle と言います。Yahoo US あたりで検索してみるといろんな一覧表がでてきます。

見た目が分かりやすいと思ったリストを一つ、紹介しておきます。
こちらからたどってみて下さい。

single, double, triple の次は何ですか?

Q:single, double, triple の次は何ですか?どこまで続くんですか?

A:このような語を倍数詞といいますが、英語では倍数詞を組み立てるのに、ラテン語やギリシャ語の数詞に由来する形を使っています。ひとまず1~10を挙げてみますね。

1 single
2 double
3 triple
4 quadruple
5 quintuple
6 sextuple
7 septuple
8 octuple
9 nonuple
10 decuple

まあこれを全部覚えても使うことはそんなにないでしょう。誰かアイスクリームショップあたりで「セプトゥプル」(7段重ね)でも注文してみますか?そんなの食べるのが大変です。(笑)

また、これらの語形とよく似た語は数学あたりでもよく出てくることでしょう。三角形はtriangle, 四角形はquadrangleです。五角形以降は pentagon, hexagon, heptagon, octagon, nonagon, decagon ですが、5~7は語源が異なるため形が違っています。5倍がquintupleで、5角形がpentagon なのは、quin-はラテン語由来、penta-はギリシャ語由来だからです。(ちなみにギリシャ語がラテン語に入ったという順番ですから、ギリシャ語とラテン語が似た語形になることもあります)

さて、このあとどこまで続くか、ということですが、理論上はどこまでも続きます。でも相手に分かってもらえる単語にはなり得ないので、続ける意味はないでしょう。例えば日本語でも「三角形、四角形、五角形…」と続けることはできますが、「27角形」と言ってもよく分からない形ですし、こんな単語が使われることはほとんどありません。(化学物質の命名には比較的大きな数字まで使われることがあるようですが、詳しく知りません。)

日常で出てくることはほとんどありませんので覚えても仕方ないですが、11以降のものをいくつか挙げておきますね。

undecagon 11角形
duodecimal 12進法
triskaidekaphobia 13恐怖症(以前の記事でも紹介しました。)
quatorzain 14行詩
quindecaplet 15個から成る組
hexadecimal 16進法

残念ながら手元の辞書では16までしか見つかりませんでした。

5W1H、なぜhowだけHなのか?

Q:「5W1H」って英語にあるけど、なぜ how だけ w が付いていないんですか?

A:語源を考えると、how の方がまともで、実は他の5つが異常なんです。who, what, when, where, why, how をまとめて 5W1Hと言ったりしますが、語源辞典を見ると実はどれも元々、古英語では h で始まっていることがわかります。それぞれのもとの形は、hwa, hwaet, hwaenne, hwaer, hwaet, hwu です。(アルファベットにない文字が含まれるので正確なつづりではありません。)

英語の綴り字はそもそも15世紀に印刷術が発明されるまではめちゃくちゃでした。また、西暦で言えば1400年頃に6つの長母音の発音が二重母音へと、大きく変化しました。それまでは how も「フー」という音で発音されていたと推定されています。他の例として、now は「ヌー」、time は「ティーム」のような音だったようです。

私は英語史はあまり詳しくありませんが、手元の文献によると、多くの古英語の語頭に現れた h は12世紀初頭~15世紀中葉(中英語と呼ばれます)のうちの早い段階で姿を消したようです。

参考書籍

英語―きのう・今日・あす

日本人はいつからローマ字を使うようになったのですか?

Q:日本人はいつからローマ字を使うようになったのですか?

A:ローマ字の歴史について、よくまとまっているサイトがたくさんあります。例えばこちらのサイトではローマ字に関する幅広い議論が取り上げられており、非常に参考になります。正直に言いますとまとまりすぎていて怖いという印象で、ここから情報を引用することがためらわれます。直接ご覧いただいきたいのですが、年表からほんの少しだけ情報を引用しておきます。

外国人によるローマ字で書かれた日本語で最古のものは1591年、日本の学校ではじめてローマ字が教えられたのは1874年だそうです。1905年には「ローマ字広め会」が設立されたとか。また、1909年に石川啄木がローマ字で書いた日記を残しています。

他にもローマ字を研究したサイトはたくさんあり、Yahoo! JAPAN のカテゴリリンクも残っているようです。こちらが登録サイト一覧です。

ミハエルとマイケルって?

Q:ミハエル・シューマッハが英語でマイケルって呼ばれてますが、言語が変われば名前も呼ばれ方が変わるんですか?

A:名前は固有名詞なので、本人が納得しない限り別の名前で呼ばれても反応する必要はありません。ですが、ヨーロッパの人名では言語が変われば読み方が変わるものがほとんどです。

例えば Michael という綴りの名前は、英語ではマイケルですが、他の言語ではミハエル、ミカル、ミカエル、ミシェル、ミケーレ、ミゲル、ミヒール、ミッケル、ミハイル、ミハーイ、ミハルというように呼ばれる可能性があります。ただしミハエル、ミカル、ミカエル以外は若干綴り字が異なります。でもこれらは全て聖書に出てくる天使の名前に由来しています。

このようなヨーロッパ人名の対照に興味がある人にはこちらのサイトがおすすめです。様々な名前が言語が異なれば違った読み方になるのが分かります。
プロフィール

神谷 健一
KAMIYA, Kenichi
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